地球 津々浦々 旅ブログ。

海外・国内問わず、津々浦々 各地の食・酒・スポットレポ。

おそロシア旅行において、治安・注意点・危険事・ビザ・お土産事情・持ち物・持って行って良かったもの・便利なアプリなど

先日

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モスクワへ 共産時代の博物館など

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サプラン号(ロシア新幹線)に乗ってモスクワからサンクトへ

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サンクトペテルブルクで芸術鑑賞へ。

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約3週間もの長期に渡り、ロシアにいたわけではありますが、その経験の中で、危険など注意点や、持って行って良かったもの(持っていけば良かったもの)ご紹介します。

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治安

近頃は解放直後に言われていたロシアンマフィアの勢力はそんなに強くないらしく、一般の旅行者に影響はあまりないみたいですが、近頃はアジア系民族による恐喝などがあるみたいです。特に国際試合が行われる日などは、国民意識も高まるので、ネオネチという外国人排斥運動をしている集団が増えるそうで、スキンヘッドの若者が多いらしいのです。日頃はそんなに見かけないようですが、そういう人がたむろしている場合は近寄らない方がいいですね。

旅行中、人の良さそうなロシア人に「暗い場所・人が少ない場所は危険だから出歩かない方がいい!」「本当に、安全な旅行を祈ってるよ…」と何度も言われました…笑。そういうあなたも信じがたいですが…。

いろいろなロシア人の口コミや情報を整理した結果も踏まえた上で私が注意していたことは…人が少ない場所は避けて通る夜での一人歩きは避けることです。そして、話しかけてくる人は怪しいと思いましょう。トランプゲームに乗せてきてお金巻き上げられるかもしれません。(実際、チョコレートを餌付けされた後に、トランプやらないか?って話しかけられました。笑) 

また、地域によってはテロが頻発している地域があるなどして、いけない場所も多々あります。カフカス地方などは現地のロシア人もあまり近寄らないほどの地域です。旅行前には、外務省の海外安全ホームページのチェックはお忘れなく!

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報

それ以外の、人の多い場所や日中はそんなに問題なく旅行を楽しめたので、注意するところは注意して、問題なければ充分に旅行を楽しむのが一番かと思います♪

 

スリ・置き引き・強盗には注意

これは世界共通かもしれません。地下鉄・バスの切符売り場・スーパーの中・マーケットの中など、特に人が密集してて多い場所には気をつけましょう。美術館なども観光客を狙ったスリは多いようです。特に現地のロシア人が「写真取りましょうか〜?」なんて、向こうから声をかけてくるのには注意。「一瞬の隙を狙って取られることは多い」とのロシア人のガイドさんのアドバイスでした。

ホテルでも出かける際は、鍵のかけ忘れには要注意。泥棒に入られることもあるそうです。セーフティーBOXもありますが、私は使わず、貴重品は常に持っていました。

お金は細かく分けて持ち、いつも身につけるようにしましょう。貴重品の入ったバッグは手に持つだけでなく、たすきがけにしてしっかり持つように。

 

ぼったくり

タクシー

ぼったくりも結構多いようです。ロシアでは白タクが横行しており(201607時点)、一度政府が規制をかけて減ったのですが、それでも多くの白タクが存在するようです。しかも英語が通じないことも…。私たちは今回タクシーはすべてUberを使っていました。「Uberも白タクだ!」と言ってしまえばそれまでなのですが、ピックアップ地と送迎先はUberが表示してくれているので、言葉が通じない相手でも心配なし。支払いもUberを通じてクレジットで払っているので、その場でコインを出して支払う必要なし価格交渉なし

またUberは、乗車客とドライバーが相互評価する形となっています。最近は評価点数が4.5以上の人しかドライバー登録ができないようになっていて、そこからサービスレベルも一気に上昇したんだとか。ある程度まともな人ばかりが揃っているのであれば、安心できますね。

飲み屋・バー

これも結構多いらしいのですが、気軽に声をかけてくる現地ロシア人には注意です。仲良くなって(なったふり)オススメのバーなどに連れて行かれた場所がぼったくりバーだったり、「トランプゲームをしよう」と賭け事を持ち出して、ぼったくられたりすることは多いようです。もちろん全員が全員そうではないとは思いますが、基本声をかけてくる人と一緒に行動することは避けた方が無難でしょう。男性は、売春目的の女性にも注意した方がいいそうです。

 

悪徳警察官

ロシアではパスポートの携帯が義務付けられています。私たちも、現地でつけたガイドさんからパスポートをちゃんと携帯しているかチェックを受けました。近頃はかなり減ったようですが、稀に提示を求める悪徳警察官がいるそうです。警察に求められれば提示しないといけませんが、そこで難癖をつけて賄賂を求める悪徳警察がいるそうです。これは法的にも違反なので、そういう被害にあったら、大使館に連絡をするようにしてください。

 

注意したい安宿の予約

私は2回ほどやられました…。予約・支払いを完了させていたのですが、入り口が見つけられない。先方へ電話で連絡して、場所がわからないと伝えても、あやふやな返事しか返ってこず、それどころか勝手にチェックインを完了されてしまいました。(つまり、お金だけぼったくられた)はい。すみません、安宿を予約しました。ロシアは安宿であればあるほど、あまり英語が伝わらない上に、部屋やホテルは団地のような場所の一角にあるようなこともあります。一階はお店・二階からが家やホテル。といった作りなので、入り口が全くわからなかったのです。

その失敗があってからは、安宿を取る場合は、ホテル情報の写真をちゃんと見て、見つけやすそうか判断してから予約する、もしくはもとから安宿は泊まらず、ある程度信頼できるホテルに泊まるようにしました。 泊まれなかった、なんてことになって寒空の下震えながら一夜を過ごす事なんかになったらシャレになりません。ただ、どんなに安くとも、東南アジアのような国と違って、お風呂のお湯が出ないなんてことはありませんでした。さすがに極寒のロシアでお湯の出ないといったような事はないようです。洗面台の水までお湯がでるのにはびっくり。

*ちょうどこんなようなタイプの家が立ち並んでいます▼一階はお店になってますが、二階以上は、人が住んでいたり、ホテルになっていたりします。看板らしい看板もなければ、どこか全くわからないこともあります。インターホンを鳴らして鍵をあけてもらうなどしないと、そもそも入り口に入れない事もありました。

ロシアビザについて

ロシア旅行において最も億劫に感じられるのは、やはりビザではないでしょうか。私もそもそもビザなんてものとった事すらなかったです。ロシアビザを取るためには、パスポート・ビザ申請書・バウチャー(旅程・ホテルの予約確認書)・顔写真を持ってロシア大使館でビザを発行してもらわないといけない様子。

調べてみると、自分でロシア大使館に赴き、必要書類を提出すれば、¥1000〜1500くらい(レートによる)で簡単にビザが取得できるそうです。参照:ロシアビザの申請(東京のロシア大使館で個人申請した体験談) : 無職旅 。さらに、旅程が決まっていないような放浪旅でも、どうやら空バウチャーというもので申請すれば、問題なくビザは取れるようです。参照:面倒なロシアビザは空バウチャーで安くてカンタンだ! : さざなみ壊変

ただ、こちらはいずれも近くに大使館がある場所に住んでいれば比較的便利かもしれませんが、私なんぞは京都ですので、ロシア大使館がある、東京や大阪には行くまでに交通費がかかってしまいます。さらに行って帰るまでの時間まで換算すると、代行会社に頼んだ方が確実・楽・安い。という判断の下、こちらのロシアビザセンターにてビザ発行をお願いしました。しかもこちらは旅程が確定していなくても、申請可能。こちらの会社の信用の下、バウチャーなど旅程申請はしなくてもビザが取得できる仕組みになっているらしいです。素晴らしい!非常に迅速で丁寧な対応だったので、京都にいながら安心してビザ取得できました。東京・大阪以外の府県にお住まいの方は是非この便利なサービスを利用されることをお勧めします♪

visa.d2.r-cms.jp

 

ホテルの予約やチケット購入の際、使っていた旅行会社

私は基本的に、海外ツアー・航空券を格安で比較できるエイビーロード結構使ってます。海外での移動については、かなり自由な旅行プランが組める・使い勝手が良い・旅券・ホテル・ツアーまで一括予約できちゃうエクスペディア ばかり使ってました。しかも海外内での移動では結構安い。使い勝手含めて、こちら二つはお勧めです。

それでもちょっと心配…な方はやっぱりJTB などの日本のツアー会社が安心でしょう。 

かしこい旅、エクスペディア

海外格安ホテル・旅券比較ならエイビーロード

海外旅行はJTB!Web限定商品など、海外ツアー検索・予約が可能! 

 

*現地ツアーについては

ロシアのサンクトペテルブルグやモスクワなどでは、現地人気NO1のSPB Tours 現地ツアー会社を使っていました。ほぼすべての観光名所のツアーを網羅していますので、要望があれば、それに合わせて相談もできます。

 

気候・気温

ロシア旅行に行く前は、みなさまおなじみ、地球の歩きかたのサイトを参考にしていきました。体感・実際はどうだったかというと、6月中旬から7月上旬にかけてロシアにいたのですが、前半は半袖でも平気なくらい暑く、後半急に寒くなりました。特に朝と夜。現地ロシア人の話によると、2週間ほど、泳げるくらいに暑い日が続くがそれも2週間ほどだけ。その後はまた寒くなるよ。とのこと。私たちはその暑い時にたまたまロシアにいたようです。両極端にはなりますが、いくら夏といっても暖かい服は予備で持って行った方が無難かと思います。暑さは脱げは何とかなりますが、寒いのは着込むしかないので。。。

ロシアのお土産事情

旅行にいったなら楽しみの一つにお土産があるのではないでしょうか。

ロシアといえば、マトリョーシカ、木彫りの工芸品、プーチン大統領グッズ、共産デザインのアイテム…と、様々。私が行ったルートの中での、ロシアのお土産事情はこちらのページにまとめてあるので、よろしければご参考ください。

持って行って良かったもの。

1位 レンタルWifi

ロシア、本当に英語通じません。(特にシベリア付近)その上、情報も少ないので、ネットがつながる環境は非常にありがたい…。海外なので、カフェのWi-Fiは充実している方ですが、ちょっとした道を調べる時とかのことを考えると、ネットが常に繋がってるかどうかは、まさに命綱です。。。

私たちは、ロシアの後にヨーロッパも行く予定だったので、ヨーロッパ周遊プランにロシアも組み込まれている唯一のキャリアユーロデータbasic を使いました。

決め手はもちろん、ヨーロッパとロシアが組み込まれて690円/1日(二人分)。

デメリットは、3Gなので、ちょっと遅い…。でも先も述べたように、海外のカフェなどは基本Wi-Fi設備が整ってるので、ネットサーフィンしたい時はカフェにフラっといけば充分で、全く不便ではありませんでした。 

参考:【海外Wi-fiレンタル】ロシアとヨーロッパの周遊なら、ユーロデータbasicがオススメの理由

 

2位 コンセント変換プラグ

ロシア、というかヨーロッパですけど、コンセントの変換プラグがないと完全に充電ができません。心細い海外で携帯充電が切れちゃうことはまさに恐怖です。

日本は基本Aタイプですがロシア周辺ヨーロッパはCタイプのようです。私は、コンパクトで、全世界のプラグに対応できる変換プラグを使ってます。これ一つで、世界のどこへでも飛び立つことができるのです。このタイプ▼

詳細:海外のコンセント・プラグ形状と種類 電圧の一覧

 

3位 マスク

正直、たとえどんないいホテルに泊まっても、空気の湿度や匂いなど、日本とは違います。ロシアのような大陸の気候は、湿気の多い日本に比べると基本的に常に乾燥しています。

さらにはホテルも実際行ってみないと、本当に綺麗かどうかなんて、全くわかりません。換気したくとも、窓を開けるとうるさすぎて、とても開けてられない→さらに空気が悪くなる。なんてこともありました。(ちなみにサンクトです。)

その乾燥が一番堪えるのが寝ている時。鼻の奥が乾燥してきて、朝にはちょっと喉が痛いような…?

私は念のためマスクを持って行ったので本当に良かったです。寝ている間の極度な乾燥も防げました。マスクはどこにでも売ってる、普通の薬局のマスクで充分でしたよ♪

 

持っていけば良かったもの。 

1位 お箸

何気ないですが、私にはすべての食べ物をフォークとナイフで食べるには限界がありました…笑。大雑把に大きな肉の塊を食べる分には遜色ないのですが、細かいビーンズとかおいしい味の麦のやつとか、薄っぺらい葉っぱとか、フォークとナイフでは取れません!近頃は、軽くてコンパクトな携帯箸もあるようなので、次はこれ買っていきたいと思います。しかも650円て結構安いやん…。このタイプです▼次は買っていきます。

 

2位 アイマス

ロシアには白夜があります。これ、行ったら分かりますが結構眩しいです。これ、夜中の2時です▼もはや日が昇ってきています。

私は真っ暗でないと寝られないたちなので、本当に持っていけばよかった…。いってる間は、取り敢えず目にタオルとかのせて逃れてました。旅行で安眠できないのは体力的にもよくないし、せっかくの思い出が、なんだか疲れちゃったな〜ということにならないように、ここだけは押さえたいポイントです。

アイマスクはいろんなのが出てますが、MUJItoGOという無印の旅行グッズラインのアイマスクを買いました。なぜかって、無印の物作りを信用してるからです。旅行グッズラインならまぁ外れないでしょう。

無印以外でもアイマスクと耳栓がセットになっている商品もあるようです。こんな感じのもの▼次は買っていきたい。 

  

3位 スリッパ

これも日本ではあまり馴染みがないですが、部屋の中で靴を履く国ではスリッパが断然便利です。これがないと、履くものがありません。特にお風呂上がりは便利です。

その他、機内などでもくつろぐ時に、靴を脱いでスリッパを履けば、狭くて長い飛行機旅も、さほど悪くもありません。

このスリッパも無印です。理由は上記のアイマスクと同じです♪

もちろん無印以外でもコンパクトなスリッパはたくさんあるので、ぜひ探してみてください。

入れていて、本当によかったアプリ:Uber

我が家は海外での移動については、かなり自由な旅行プランが組める・使い勝手が良い・旅券・ホテル・ツアーまで一括予約できちゃうエクスペディア ばかり使ってましたので、このアプリはもちろんのこと、実際に現地でかなり重宝したアプリは、タイトルどおりUbar(ウーバー)です!!

ロシア旅行における大きな不安は様々です。

・英語も通じない時がある

・治安も日本ほどよくない

・ぼったくられる可能性がある

・道に迷うかもしれない

 

上記不安を全て解消して、行きたい場所に迷わずサクッと行くことができるのがUber

イルクーツクの田舎でも利用ができたので、ロシアでは結構普及している様子でした。

挨拶はほどほどに、ほとんど無言でも現地まで連れて行ってくれます。また、相互評価機能がついているので、変な人が来ることもなく、安心です。

 

というよりは、ロシアにおいては、道にまよってうろうろしていたり、ひと気の少ない夜道を歩いていたり、通じない英語で必死に道を尋ねたりするよりは、Uberでサクッと現地に行く方が、よっぽど安全だと思います

英語が通じにくいロシアだからこそ、是非利用したいアプリだと思います。